リハビリ奮闘中
2年ブログを更新していなかった。正確には、4年。
2年前に、更新途中の下書きがあったが、編集途中のままになっていた。
4年更新がなかったのは、おそらく、更新するまを惜しんで、サイクリングに熱中していたせいと思われる。
ロードバイクを購入してから、様々な町や、山、海を訪れた。
平日はフルタイムの仕事、土日はサイクリングに費やす生活。
もやは、サイクリングは、私にとって、無くてはならない大切な趣味になっていた。
グループライドもしかり、ソロライドもしかり。
時間と天候しだいで、いつでも出かけられる気軽さにはまった。
それでも、2年半前に、落車した。左肩鎖骨骨折。
下り坂のカーブで、曲がり切れず落車。靭帯損傷などなく、コルセットで、なんとか骨もつく。
そして、今回・・・・ふたたび、落車。
左大腿骨頸部骨折、および、左肘関節部骨折。
救急車で運ばれ、山口県の長門総合病院に緊急入院。結局そのまま、長門で手術。
この度、34日の入院を経て、退院、自宅に戻る。
おそらく今後自転車に乗ることは、ないと思われる。リハビリしだいで、股関節はかなり動くようになると先生もおっしゃられておられた。
でも、次落車して、手術部位を強打したら、人工骨頭がはずれて、再手術の可能性が高いと言われている。
今後は、日常生活に気を付けながらのリハビリ、さらなる回復をめざす。
体の動作については、少なからず制限がある。
しゃがみ込む動作は、避けなくてならない。和式便所は使えない。
左足が、内側に内転する動作もしかり。
そのことに注意しながら、筋肉をつけるべく、リハビリに励む。
左肘は、長門でのリハビリで、可動域が、かなり広がった。でもまだ、動きの制限があり、今後のリハビリでさらなる可動域改善を目指す。
作業形態の困難から、現在の職場は退職。22年ぶりに、無職となった。
退院して6日目、家事をこなしながら、時々リハビリ、寝たり起きたりの毎日。
筋力はかなり落ちている。
自宅から遠く離れた場所での入院。次男には、いち早く入院準備のため、来院してもらった。仕事の忙しい時期に、時間をつくってくれて、嫁ちゃんが用意した、入院セットを持参してくれた。完璧なまでの、入院セットであった。
手術の承諾書等の署名など全般を引き受けてくれた。コロナ禍のため、面会は叶わず。
それでも、遥々遠くまできてくれたことに感謝。
手術の立ち合いは、神戸から娘が駆けつけてくれた。
新幹線と、レンタカーを利用しての来院。この日も、面会は叶わず。
必要な、衣類や、食べ物、日洋品を沢山届けてくれた。
手術が終わるまでの三時間を待ち、先生からの説明を受け、病院をあとにしたそうだ。
手術からちょうどひと月、退院して帰宅することに。
リハビリは、まだ受けたかったけど、体自体が、なまるし、1日が長すぎた。
退院の当日、再び娘が迎えにきてくれた。
一人で帰るのは心もとなく、無理をお願いした。自分の既存の休みを削ったり、上司に掛け合ってくれて、お休みを確保してくれたのだ。
ありがたかった。心強かった。34日ぶりの外界。緑が海が、景色のすべてが、新鮮に思えた。 センザキッチンに寄った。焼き立てパンのお店で、塩パンを買い、ほおばる。久々のパン屋さんのパン!あまりの美味しさに感動する。
おそらく薄味に慣れたせいで味がすごく濃厚に感じられたのもあるかな。海を眺めながらの最高のティータイム。
娘が自宅での生活に不自由がないようにと、用具をそろえたり、配置を変えたり、掃除をしてくれたり、買い物をしてくれたりと、なにかと世話を焼いてくれた。帰る直前には、持参した、プロの使う染液で、白髪の部分を、いとも綺麗に染めてくれた。同性ならではの気づかいだ。
それから、夜遅くに、神戸に帰っていった。
本当に助かった。ありがとう。感謝しています。
かくして無職になり、今後は、リハビリをしつつ、社会復帰をめざす。しばらくは、体を、休めなさいということでしょうか。
長い人生の中でのほんの何か月、思いっきり休養しよう。
長門病院での骨頭置換手術の傷跡を、娘は、幸運の傷跡と、形容した。こんなに小さくて綺麗な傷跡を見たことないと。執刀してくださった、先生に心から感謝しています。もちろん院内のあらゆる方々にも。
ありがとうございました。
ちなみに、今週末には、長男が帰郷して世話をしてくれることになっています。
こんな愚かな母親だけれども、今後ともよろしくお願いします。