なつかしい唄

いつの間にか、雨がやんで、夏の煙を洗い流した。
一雨ごとに夏が過ぎ去り、ひぐらしひぐらし、かなえて悲しい
かなたかな・・・。

ぶどうの実が甘くなる、私はステージになりたかった。


夏の終りが近づくと、必ず思い出す唄があります。
もう少し長い唄だったように思いますが、思い出せるのは、このフレーズだけです。


その昔、学生だったころ、クラブの先輩が作詞作曲した唄でした。
大方、40年も前の記憶。
先輩の顔も、名まえも思い出せないのですが、この唄のこのフレーズだけは忘れないのが不思議です。


明日から10月。
お盆からこっち、いろんなことがありました。
お盆には、何年ぶりかに、3人の子供が我が家に揃い、賑やかなときを過ごしました。
昔子供のころに家族で行った、河佐峡へ行って見ました。大きくなったせいか、川の浅瀬にろくろく泳げず、それでも、冷たい水に浸かっているうちに、すっかり体が冷え切って、避暑の言葉にぴったりの1日でした。


8月の終りに、生まれて初めて、靖国神社を参拝しました。戦後70年ということもあり、遺族からの手紙という、戦争で家族を失った遺族から、亡き人にあてたたくさんの手紙が展示してありました。
せつない思いを綴った手紙を読んでいると、涙が溢れました。

戦争の悲惨さを伝える遺族の方たちも高齢になられていて、それでも、今もなお、亡き父、亡き夫、亡き兄弟、亡き友人に思いをこめて書く手紙、どうか天まで届きますように。



東京では、他に日本橋、東京タワー、上野アメ横を訪れ、新宿歌舞伎町では、スキーが縁で知り合った友達と、夕食を共にしました。
歌舞伎町で飲むなら、やっぱりきまるでしょう!


9月になり、2週目の週末には、帰郷していた娘と一緒に、やまなみ街道を島根に向かい、米子の弓ヶ浜に1泊しました。
出雲大社、八重垣神社、境港、鬼太郎ロード、ベタ踏み坂、島根のタラソテラピーと、盛りだくさんの1泊2日の小旅行でした。
お寿司に海鮮丼、山陰の刺身の美味しさは、文句なしでした。


さらに翌週、シルバーウィークには、用事があって帰郷していた長男と、広島、安芸高田、しまなみ大三島などに、出かけました。
その後次男も2日ほど帰郷し、3人で焼肉を食べにでかけたりと、暴飲暴食ぎみの、8月、9月でした。
気がつけば、明日から10月。


神無月、オクトーバー、はてさて、どんな月になりますかな?