山口柳井市

前から、ずっと行って見たかった、町のひとつ、山口県柳井市
先月の城崎以来の、長距離ドライブ。


柳井市は、金魚ちょうちんを吊り下げる、金魚祭りが有名です。
金魚のかたちをしたちょうちんがなんとも愛らしいと思う。




ちょうちん祭りは、8月15日に行われ、家の軒につりさげられた、金魚ちょうちんに灯りがともる。もちろんその様子は見れないのですが、多くの人で賑わっているさまを想像できます。


柳井市は、3百年も前から、港を中心に栄えた町だと聞きました。
とくに小田家が業としていた油問屋「室屋」は最盛期には、多くの船を抱え、西日本でも有数の油商として活躍したそうです。

商家博物館むろやの園も見学してきました。

むろやの園の館長さんの説明は非常に丁寧で、見て周るよりも、説明の方が長かったように思います。
いち商家にしては、主家を含め全部で35室もある立派な、お屋敷で、私が今まで観光した武家屋敷にも引けをとらない屋敷だと思いました。
武具、家具、生活用品、油を絞る道具などが、そっくりそのまま、展示してあるので驚きました。
小田家が上に帰るおりに、すべて置いて上ったのちに、その油問屋を継いで、商いをするだけの財力のあった商人がいなかったということなのでしょうか?

県指定有形民族文化財の博物館というよりも、生活そのままが残されているという形の展示であり、見ごたえはあったと思います。


昼食をとった、ちゃんぽんのお店で、おばさんが、観光は目玉がないので、さっぱりだと言っておられました。ついでに、上関の海辺のことも聞いてみると、ここからは、かなり遠いと聞きました。原発誘致の話は、いまだ白紙になったわけではないので、不安はあると言われていました。
原発誘致を町の財源確保として、いたしかたないという意見もあり、綺麗な海を守りたいという人たちとどう折り合いをつけていくのか、今後の話し合いはどうなっていくのか、先は見えない現実。


帰り道に寄った、フラワーパーク。
広い園内に咲く花々、緑美しい樹木。







最後に立ち寄った、岩国錦帯橋。こちらは、多くの人で賑わい、陽射しもさしてきて暑くなりました。
川辺で、犬が気持ち良さそうに水につかり、水遊びをしていた。
私も浸かればよかったかな。



錦帯橋